路線

これは架空鉄道です。たとえ実在する団体名がでてきたとしても、関係ありません。

 以下に簡単な路線図を示している。JR樺太の路線網は、東西両海岸を南北に走る樺太東線と樺太西線が二本柱であり、南部の豊真線と北部の真久線が東西を連絡している。

 複線電化区間は樺太東線大泊港―落合間、豊原空港線豊原空港―樺太大沢間、豊真線小沼―奥鈴谷間であり、これ以外の区間は単線非電化である。複線電化区間では、いわゆるシティ電車として普通列車の短編成高頻度運転が実施されており、豊原近郊輸送を担っている。

 特急は、敷香行きのたらいか、恵須取行きのらいちしが豊原始発、本斗行きの海馬が大泊始発である。一部の列車は、連絡船との接続のため大泊港まで乗り入れるほか、朝夕にはホームライナーの意味で、豊原発着の便も大泊まで延長運転される。

 また、JR樺太を支える列車として、北サハリンから直通する貨物列車は外せない。樺太東線には毎日多くの石油輸送列車が走っており、特急に次ぐ種別となっている。落合以北の単線区間では、特急と貨物列車を優先的に通す都合上、普通列車がかなり割を食っている場面が見られるが、これも樺太らしいといえば樺太らしいだろう。

 いずれにしても、詳細に関しては「ダイヤ」を参照されたい。

JR樺太路線図